八重の棚田

代休をもらえることになり、土日を加えて4日間の連休になりました。
残念なことに台風21号が近づいており、天気は下り坂で、遠出は無理そうです。

近場で秋を感じさせる場所に行ってきました。
鹿児島市内を流れる甲突川の源流、「甲突池」のある八重地区です。
甲突池は平成の名水百選に認定されており、そこに広がる田は、坂沿いにつくられた棚田になっています。
この時期、棚田は稔の秋をむかえ、黄金色の稲穂が揺れる田と刈り終え、稲が一列に干された田とが混在していました。
あいにくの小雨でしたが、空気がきれいで棚田の横に植えられた柿は美味しそうなオレンジ色に実っていました。

ふと足元に落ちていた柿の種をよく見てみると、柿の種では無く蟹で驚きました。
あとで調べてみると、水田に生息している「アシハラガニ」という蟹のようです。
水田では珍しくないのかもしれませんが、私は初めて見たので感動しました。

天候には恵まれませんでしたが、秋を感じられた一日でした。